デザイナーとクライアントの上手な付き合い方|初めて外注する人が失敗しないための完全ガイド

「初めて外部のデザイナーにサイト制作を頼むけれど、どう付き合えばいいのか分からない」

これは、個人事業主さんや小規模事業者さんから非常によく聞く声です。
特にフリーランスのデザイナーは会社と違って顔が見えにくい分不安を感じやすいもの。

一方で、デザイナー側も
「どう進めれば満足してもらえるのか分からない」
「認識のズレでトラブルにならないか不安」

と感じているのをご存じでしたか?
実は、サイト制作の満足度は技術力だけでなく【付き合い方】で大きく変わります。
今回はフリーのデザイナーに依頼する際の心構えやデザイナーが本当に助かる頼み方などを紹介していきます。

目次

フリーのデザイナーに依頼するときの心構え

まず大切なのは、デザイナーは作業員ではなく、パートナーという意識です。
サイト制作は、あなたの事業内容や強みや想い、お客様にどう見られたいかなどの細かい情報がなければいいサイトを作りたくても作れません。
プロだから全部お任せで大丈夫だろうと思われがちですが、実際は情報共有が多いほど完成度は高くなります。
完璧な指示を出す必要はないので、丸投げするのではなく一緒にサイトを作っていくという姿勢があるだけで、制作は驚くほどスムーズになるのです。

実は困っています!こんな依頼の仕方

  1. いい感じでお願いしますだけの依頼
  2. 途中で条件が大きく変わる
  3. 連絡が極端に遅い、または急かしすぎる

1. いい感じでお願いしますだけの依頼

一番多く、そして一番困ってしまうのがこのパターンです。
いい感じは人によって基準がまったく違います。
あなたの想像しているいい感じはどんな感じですか?
ナチュラルなのか、高級感なのか、親しみやすさなのかが分からないと、方向性を探るだけで時間がかかってしまうのです。

2. 途中で条件が大きく変わる

制作が進んでからやっぱり内容を全部変えたい、ページ数を増やしたという変更があると、スケジュールや費用に影響が出ます。
これはトラブルの原因になりやすいポイントなので、自分どうしたいのかあいまいな時に依頼するのではなく、方向性をしっかりと定めてから依頼を進めていきましょう!

3. 連絡が極端に遅い、または急かしすぎる

返信が数週間空いてしまうと制作が止まってしまいますしスケジュールが大幅に遅れるなどの不具合も出ます。
逆に即レスを求めすぎると、デザイナー側に負担がかかるので緊急時以外は控えるなど、お互いのペースを尊重する意識がとても大切です。

こんな頼み方をしてもらえると助かります

  1. 参考サイトを2〜3個共有する
  2. 事業内容・ターゲットを簡単でいいので伝える
  3. 不安や迷いも正直に伝える

1. 参考サイトを2〜3個共有する

「このサイトの雰囲気が好き」
「この文字サイズは見やすい」など

具体例があるとイメージのすり合わせが一気に楽になります。
完璧な説明でなくても、好みの方向性が伝わるだけで十分なので、どのようなサイトにしたいのかいろんなサイトを見比べて、複数実例として伝えてみてください。

2. 事業内容・ターゲットを簡単でいいので伝える

・誰に向けたサービスなのか
・どんな悩みを解決しているのか

これが分かるだけで、デザインや文章の方向性が明確になります。
長文でなくても構わないので、あなたの考えをどんな些細な事でもいいので教えて下さい。

3. 不安や迷いも正直に伝える

・正直よく分かっていない
・何が正解か迷っている

こうした言葉は、デザイナーにとってマイナスではありません。
むしろ、一緒に考える材料になり様々なご提案ができるチャンスにもなります。
何から始めたらいいのかわからない方は、まずは相談するだけでもいいので、無料相談などを活用してみましょう!

上手な距離感の保ち方とは

理想的なのは、【丸投げしすぎない/細かく口出ししすぎない】この中間です。

判断に迷ったときは理由を聞き、納得できなければ相談する。
逆に専門的な部分は任せる。
このバランスが取れると、制作はとても気持ちよく進みます。

顔が見えにくいフリーだからこそ、しっかりした人に頼みたい

  1. 実績や制作事例が公開されているか
    どんなサイトを作ってきたのかは、信頼判断の大きな材料です。デザインの好みが合うかも確認しましょう。
  2. 説明が分かりやすいか
    専門用語ばかり使わず、こちらの理解度に合わせて説明してくれる人は安心感があります。
  3. 契約内容・進行フローが明確か
    納期、修正回数、費用について事前に説明があるかどうかは非常に重要です。
  4. 相性も大切な判断基準
    スキルが高くても、コミュニケーションが取りづらいとストレスになります。
    話しやすさ、レスポンスのテンポ、価値観が合いそうかは、初回のやり取りで意外と分かるものです。
  5. 安さだけで選ばないという選択
    「一番安い人」を基準にすると、結果的に修正や作り直しで時間もコストもかかるケースがあります。
    価格の理由をきちんと説明してくれるかを見ることが大切です。

まとめ|良いサイトは良い関係から生まれる

デザイナーとクライアントの関係は、上下ではなく対等なものです。
上手に付き合えると、想像以上にいいサイトができる、長く相談できる良いパートナーに慣れるなどのメリットがあります。

ホエールデザインでは初めて外注する方への丁寧なヒアリングや専門用語を使わない分かりやすい説明などを意識したスタイルを大切にしています。

「外注が初めてで不安」
「何から相談すればいいか分からない」

そんな方こそ、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
良い関係づくりから、良いサイトを一緒に作っていきましょう。

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