BtoB製造業サイトに必要な信頼を積み上げる情報設計とは

「問い合わせは来るが成約につながらない」
「技術力には自信があるのに、うまく伝わらない」
BtoB製造業のウェブサイトでよく聞く悩みです。
その原因の多くは、デザインや文章ではなく情報設計にあります。
BtoB製造業のサイトは、商品を衝動買いさせる場ではありません。
取引先がこの会社と組んで大丈夫かを判断するための材料を、丁寧に積み上げる場なのです。
BtoBとは?BtoB製造業をわかりやすく解説

BtoBとは何か
BtoB(Business to Business)とは、企業が企業に向けて商品・サービスを提供するビジネス形態です。
BtoB製造業の具体例
- 部品・加工・金属・樹脂・精密機器メーカー
- OEM・受託製造
- 試作・量産対応の工場
- 業務用機械・装置メーカー
自分はBtoBなのか分からない人のチェックポイント
- 一般消費者より法人取引が多い
- 見積・打ち合わせが前提
- 購入までに比較検討期間が長い
1つでも当てはまれば、あなたのサイトはBtoB向け設計が必要です。
信頼を厚くするために出来ることとは
BtoB製造業で最も重要なのは技術力があるではなく【安心して任せられる】と思ってもらうこと。
信頼を高める要素
- 実績・取引事例
- 設備・技術の詳細
- 品質管理体制
- 対応範囲・限界の明示
- 人・会社の姿勢が見える情報
すごそうではなく【ちゃんとしている】ことが伝わるかが鍵です。
BtoB製造業における情報設計とは何か
情報設計とは【誰が・何を知りたくて・どの順番で見るか】を前提に情報を配置することです。
BtoB製造業サイトでは、以下の情報が特に重要になります。
必須情報一覧
- 会社概要・沿革
- 事業内容・対応分野
- 製品・加工内容
- 設備紹介
- 技術・強み
- 実績・導入事例
- 品質管理・認証
- よくある質問
- お問い合わせ・見積フロー
これらが探さなくても見つかる構成になっているかが重要です。
情報のまとめ方|分かりやすく伝えるためのコツ
NGなまとめ方
- 技術用語だけで説明している
- 文章が長く、結論が見えない
- 写真や図がなくイメージできない
分かりやすくするポイント
- 「結論 → 理由 → 補足」の順で書く
- 箇条書き・図解を使う
- 専門用語は簡単な言葉で補足
業界の人なら分かるではなく【初めての取引先でも理解できる】が基準です。
まずはどこから信頼を獲得するべき?信頼構築のプロセス
BtoB製造業の信頼は段階的に積み上がる
- 存在を知る(検索・紹介)
- 会社を知る(どんな会社か)
- 技術を知る(対応できるか)
- 実績を知る(他社は任せているか)
- 人を知る(相談できそうか)
- 問い合わせる
サイトは、この流れを止めない構成になっている必要があります。
BtoB製造業だからこそサイトが必要な理由

- 展示会・営業後の確認資料になる
- 比較検討時に必ず見られる
- 技術力を24時間説明できる
- 属人化しない営業ツールになる
紹介だからサイトは不要は、今後ますます通用しなくなります。
技術力がある会社ほど「説明不足」になりやすい
BtoB製造業のサイトでよく見かけるのが、技術力は高いのにその凄さが伝わっていないサイトです。
これは決して珍しいことではありません。むしろ、技術力が高い会社ほど起こりやすい問題でもあります。
なぜ説明不足が起きてしまうのか
技術者目線だけでサイトを作ると次のような状態になりがちです。
- 専門用語が多く、説明が省略されている
- 「分かる人には分かる」前提で書かれている
- 技術の背景や価値が書かれていない
社内では当たり前のことでも、初めて見る取引先にとっては未知の世界です。
技術の凄さより任せて大丈夫かを伝える
取引先が本当に知りたいのは、高度な技術があるか以上に次の内容が重要になります。
- 自社の要望に対応できるのか
- トラブル時も相談できるのか
- 納期や品質は守れるのか
上記のような安心材料です。
技術説明には、どんな課題を解決できるのか、どんな現場で使われているのかといった相手目線の補足が欠かせません。
更新されていないサイトは信頼を下げる

BtoB製造業において、サイトの更新状況は想像以上に見られています。
更新が止まっていると起きる印象
- お知らせが数年前で止まっている
- 実績が追加されていない
- 採用情報が古い
これだけで、今もこの会社はちゃんと稼働しているのか?人手不足で対応できないのでは?といった不安を与えてしまいます。
更新頻度=会社の活動状況
頻繁に更新する必要はありません。年に数回でも会社の実績や展示会出展の情報などがあるだけで今も動いている会社という信頼につながります。
更新しやすい構成にしておくことが、結果的に信頼維持の近道になります。
何ができないかを書くことも信頼になる
多くの企業サイトでは、できることばかりが並びがちです。
しかし、BtoB製造業ではできないことを明確にすることも信頼構築につながります。
なぜできないことを書いたほうがいいのか
- 無理な問い合わせを減らせる
- ミスマッチを防げる
- 誠実な会社という印象を持たれる
例えば、対応ロットの下限・上限や対応可能な素材・不可な素材、納期の目安を明示するだけでも、問い合わせの質は大きく変わります。
正直な情報は選ばれる理由になる
何でもできますよりも、【ここまでなら確実にできます】と書いてある会社のほうが、取引先は安心して相談できます。
制限を書くこと=弱みではなく、誠実さを表現するポイントになると思ってくださいね。
まとめ
BtoB製造業のサイトに必要なのは、派手なデザインではありません。
- 必要な情報がそろっている
- 分かりやすく整理されている
- 安心して問い合わせできる
この3つが揃って初めて、選ばれる会社になります。
ホエールデザインでは
BtoB製造業の特性を理解した上で、技術力が正しく伝わる情報設計や信頼を積み上げる構成設計、営業・採用にも使えるサイト制作を行っています。
「自社サイトで本当に信頼が伝わっているのか?」
「BtoB向けに作れているのか不安…」
そんな方は、今あるサイトの診断からでもお気軽にホエールデザインにご相談ください。
