写真がなくても魅力的なサイトは作れる?制作会社が実践する【写真なし】デザインアイディア集と業種別アプローチ

制作現場では

「写真が揃わない」
「クオリティが低い」
「権利関係が曖昧で使えない」

といった理由で、写真を使わずに構成するケースは珍しくありません。
写真がないからといってクオリティの低いサイトになるわけではなく、むしろ意図的に写真を使わないことで【洗練されたデザイン】に仕上がるケースも多くあります。
今回は写真なしのデザインアイディアや業種別にどのようにアプローチできるかなどをご紹介していきます。

目次

写真がある場合とない場合のデザインの違い

写真の有無によってサイトの見せ方は大きく変わります。

写真がある場合

  • 視覚イメージを瞬時に伝えられる
  • 文字よりも強い訴求力
  • 雰囲気・世界観を具体的に伝えやすい
  • ファーストビューで感情を動かしやすい

主に情緒訴求型やビジュアル重視の業種に有効。

写真がない場合

  • 抽象的な表現でブランドイメージを作れる
  • テキストや図形、カラーの力が際立つ
  • 無駄のないミニマルな世界観を演出しやすい
  • 情報整理がしやすく、UI的にスッキリする

機能訴求型・説明型・ロジック重視のサイトでも十分成立します。

写真がない場合、ユーザー側のイメージはどう変わる?

写真がないことで生じる印象は次のとおりです。

メリット

  • シンプルで整った印象・信頼感・堅実さが伝わりやすい
  • 読むべき情報に集中してもらえる
  • 汎用写真を使うより【嘘っぽさ】がなくなる
    ※無料素材のあまりに過剰な笑顔は逆効果になることもあるので注意

デメリット

  • 業種によっては具体性が欠ける
  • 実績を示したい場合、説得力が弱まる
  • 用途によっては実態が見えない不安を与える場合もある

つまり、写真なしでも成立しますが、業種によっては補うデザインや図解・アイコンなどが必要になります。

写真がない場合のデザインとは?

写真を使わずに魅力を出す方法は多くあります。

  1. イラストをメインに使う
  2. アイコン・図解で伝える
  3. シェイプ・幾何学模様で世界観を演出
  4. タイポグラフィ(文字のデザイン)で訴求
  5. カラーブロックで表現
  6. 素材写真を抽象化して使う(ぼかす・かげる・パターン化)
  7. フラットイラスト+アニメーション

1. イラストをメインに使う

  • キャラクター性や親しみを出しやすい。
  • カラーやトーンを統一することでブランド感が出る。

2. アイコン・図解で伝える

  • 施設紹介、サービス内容、機能説明で効果的。
  • 写真がなくても「何をしている会社か」が理解しやすい。

3. シェイプ・幾何学模様で世界観を演出

  • BtoB、士業、ITでよく採用される。
  • 無機質なのに洗練された印象が作れる。

4. タイポグラフィ(文字のデザイン)で訴求

  • 大きな見出しや縦書き、余白などでデザイン性UP。
  • 写真よりもモダンでトレンド感のある印象へ。

5. カラーブロックで表現

  • ブランドカラーを大きく使って構造を作る。
  • 「写真がなくても華やかにできる」のが大きな強み。

6. 素材写真を抽象化して使う(ぼかす・かげる・パターン化)

  • 素材そのものが写らないため著作権リスクを避けられる。
  • 背景に使用すると雰囲気だけ出せる。

7. フラットイラスト+アニメーション

  • SaaS、IT企業で多く採用されています。
  • 写真よりユーザーの行動や体験を表現しやすいのが特徴。

業種別|写真がない場合のデザインアイディア集

  1. 【飲食店】写真なしデザインのアイディア
  2. 【美容・サロン】写真なしデザインのアイディア
  3. 【士業(税理士・行政書士・社労士)】
  4. 【建設・リフォーム】
  5. 【スクール・教室】
  6. 【通販・EC】
  7. 【自治体・NPO・団体】
  8. 【ITサービス・SaaS】

1.【飲食店】写真なしデザインのアイディア

飲食は本来写真が強い業種ですが、ない場合でも工夫次第で作れます。

  • 手書きイラスト(料理・店内の雰囲気)
    温もり・個性が出しやすい
  • メニュー表のデザインを強調
    価格や特徴を整理し、シンプルで上品に
  • ブランドカラーで季節感を表現
    和食:深緑・紺色、カフェ:ベージュ系、など
  • コンセプトストーリー(文章)をメインにする
    食材へのこだわり・生産者紹介など文章で魅せる

2.【美容・サロン】写真なしデザインのアイディア

  • お客様の声(文字のみ)で訴求し、写真の代わりに説得力を作る
  • シルエットイラスト(髪・姿勢・女性のシェイプ)
  • 施術の流れをアイコンで説明
  • 店内カラーを参考に背景を設計

3.【士業(税理士・行政書士・社労士)】

この業種は写真なしでも十分。

  • 実績データをグラフで見せる
  • ブルー系+幾何学的デザイン(信頼感UP)
  • 法律・業務内容を図解で説明
  • 相談シーンのイラスト

4.【建設・リフォーム】

できればリアルな写真は本来欲しい業種ですが、応急的に写真を使わずに公開することもできます。

  • 図面風のラインイラスト
  • 工事の流れをアイコンで説明
  • 作業風景のシルエット化画像
  • 施工前後はイラストで再現

あくまでも応急的な処置になるので、後日しっかり写真付きのサイトへ改善することがおすすめです。

5.【スクール・教室】

  • 体験レッスンの流れを視覚化
  • 授業イメージのイラスト
  • 教材・カリキュラムを図解
  • 教室カラーを背景に使用

6.【通販・EC】

  • カラー別ラインナップの見せ方を工夫
  • 商品をアイコン化
  • 情報(サイズ・特徴)を表形式で魅せる
  • スタイリング例をイラストで表現

7.【自治体・NPO・団体】

  • イベント実績の数値化(グラフ)
  • 地域の特徴をイラストマップにする
  • 活動内容をインフォグラフィック化
  • スタッフ紹介はアイコン・似顔絵

【ITサービス・SaaS】

  • 抽象背景(波・幾何学)で世界観を統一
  • フラットイラスト、アニメーション多用
  • 機能比較を表で見せる
  • 使い方シーンをイラストで描く

どうしても写真が必要な場合とは?

写真なしでも多くのサイトは成立しますが、以下のケースは写真が必要です。

  1. 実物を見せる必要がある場合
  2. 信頼性を担保する必要がある場合
  3. Googleビジネスプロフィールとの整合性が必要な場合
  4. 質の悪い写真より「写真なし」の方が良いケースも

1. 実物を見せる必要がある場合

  • 販売商品(とくにファッション・家具)
  • 美容・エステのビフォーアフター
  • 飲食の料理
  • リフォームの施工実績は質より【本物であること】が重要

2. 信頼性を担保する必要がある場合

  • スタッフ紹介
  • 店舗・事務所の外観
  • リアルな活動記録はユーザーが本当に存在するのかを判断する材料に

3. Googleビジネスプロフィールとの整合性が必要な場合

  • 写真がないと検索結果の見え方が弱くなる
  • 来店型ビジネスの場合、外観の写真はほぼ必須

4. 【質の悪い写真】より写真なしの方が良いケースも

  • 間違った情報が写っていると信頼性を損なうため逆効果
  • 暗い
  • ブレている
  • 画質が粗い
  • スマホの影が入る

まとめ

写真がないからといってデザインができない、ということはありません。
むしろ写真を使わないことで、色・余白・フォント・アイコン・図解など他の要素が引き立ち、洗練されたサイトになることも珍しくありません。

ただし、業種によっては最低限の写真が必要な場合もあるため、写真なしでも成立する表現方法を選びましょう。

写真がなくて困っている方、サイトを作りたいのに素材が揃わない方は、ホエールデザインにぜひご相談ください。
イラスト・図解・タイポグラフィ・抽象背景などを用い、写真なしでも魅力的に見えるデザインを多数制作しています。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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