会社ブログは何を書けばいい?集客につながる記事ネタの作り方

「社員イベントを行いました」「年末年始の休業のお知らせ」といった記事は書けても、新しいお客様からの問い合わせにつながっている実感はなかなか持てないものです。
時間をかけて書くのなら、会社の役に立つ記事にしたいと考えるのは自然なことです。
集客につながる記事ネタは、特別なひらめきがなくても見つけられます。
お客様がふだん感じている疑問や悩みに目を向けると、書くべきテーマは意外と身近なところにあります。
ここからは、会社ブログの記事ネタを見つけるための考え方と具体的な探し方、そして更新を続けるための工夫を順番にご紹介します。
会社ブログのネタに困ってしまうのはなぜ?
ネタが思いつかないときには、いくつか共通する原因があります。
まずは、自社がどこでつまずいているのかを確認してみましょう。
「会社から伝えたいこと」だけを探している
ブログのネタを考えるとき、多くの方は「自社から発信できることは何か」という視点で探し始めます。
しかし、新商品や社内行事のような話題は、それほど頻繁にはありません。
すぐにネタが尽きてしまうのは、会社の内側だけを探しているからかもしれません。
また、社内の出来事は、既存のお客様や関係者には喜ばれても、まだ会社を知らない人が検索で見つけることはほとんどありません。
集客を目的にするなら、視点を会社の外側、つまりお客様の側に移すことが大切です。
誰に読んでほしいのかが決まっていない
「多くの人に読んでほしい」と考えるほど、テーマは広くぼんやりしたものになりがちです。
読者の姿が見えないままでは、何を書けば喜ばれるのかも判断できません。
「初めて外壁塗装を検討している一戸建ての持ち主」「従業員10名ほどの会社で経理を担当している人」のように、読んでほしい人を具体的に思い浮かべてみてください。
その人が何に困っているのかを考えるだけで、書くべきことが見えやすくなります。
集客につながる記事は「お客様の疑問」から生まれます
検索する人の気持ちを想像する
インターネットで何かを調べる人の多くは、解決したい疑問や悩みを抱えています。
「〇〇 費用 目安」「〇〇 業者 選び方」「〇〇 自分で できる」といった検索は、まさにその表れです。
こうした疑問にわかりやすく答える記事があれば、検索した人がブログにたどり着き、会社を知るきっかけになります。
記事ネタとは、お客様の疑問への答えそのものだと考えると、何を探せばよいかがはっきりします。
検討の段階によって疑問は変わる
同じお客様でも、情報を集め始めたばかりの時期と、依頼先を比べている時期とでは、知りたいことが違います。
最初は「そもそも何から始めればいいのか」が気になり、検討が進むにつれて「費用はどのくらいか」「どこに頼めばいいか」へと関心が移っていくことが多いものです。
それぞれの段階で生まれる疑問を記事にしておくと、さまざまなタイミングの読者と接点を持てます。
すぐには依頼につながらない入門向けの記事も、会社を知ってもらう入口として役立ちます。
売り込みより役に立つ情報を優先する
集客を意識すると、つい自社の商品やサービスの紹介を増やしたくなります。
ただ、検索してきた人がまず求めているのは、自分の疑問への答えです。
記事の中心には読者の役に立つ情報を置き、自社の紹介は最後に控えめに添える程度にしておくと、読み終えたあとの印象がよくなりやすいと言われています。
信頼できる情報を発信している会社だと感じてもらえれば、相談先の候補として思い出してもらえる可能性も高まります。
記事ネタを見つける5つの方法

ここからは、お客様の疑問を知るための具体的な方法を見ていきます。
どれも、特別な費用をかけずに始められる方法です。
【お客様からよく受ける質問を書き出す】
問い合わせのメールや電話、打ち合わせの場で、何度も聞かれる質問はありませんか。
同じ質問を繰り返し受けるのは、ほかにも同じ疑問を持つ人がいる証拠です。
その質問への回答を記事にすれば、読者にとっても会社にとっても役立つ内容になります。
【現場や営業の担当者に聞いてみる】
ブログを書く人が、お客様と直接話す立場にいるとは限りません。
営業や接客、現場作業の担当者に「最近よく聞かれることは何ですか」と尋ねるだけで、いくつもネタが集まることがあります。
【検索窓の予測候補を確認する】
Googleの検索窓にキーワードを入力すると、一緒に検索されやすい語句が候補として表示されます。
自社の商品名や業種名を入力してみると、多くの人が何を気にしているのかを知る手がかりになります。
【検索結果に表示される関連する質問を見る】
キーワードで検索すると、検索結果の途中に他の人はこちらも質問という欄が表示されることがあります。
ページの下部に並ぶ関連キーワードとあわせて、読者の疑問を集める材料として活用できます。
【サーチコンソールで実際の検索語句を確かめる】
すでにホームページを運営している場合は、Googleサーチコンソールで、どのような語句で検索されてサイトが表示されたのかを確認できます。
検索パフォーマンスのレポートを見ると、予想していなかった語句で表示されていることに気づく場合があります。
その語句に正面から答える記事を用意すれば、より多くの人に届く可能性があります。
集めたネタを記事にするときのコツ
1つの記事で答える疑問は1つに絞る
ネタが集まると、関連する話題を1本の記事にまとめたくなるかもしれません。
しかし、いくつもの疑問を詰め込むと、どの疑問にも浅くしか答えられなくなります。
たとえば「費用の目安」と「業者の選び方」は、別々の記事に分けるのがおすすめです。
1記事1テーマにしておくと、読者は求める答えにすぐたどり着けますし、関連する記事どうしをリンクでつないで、ほかの記事も読んでもらいやすくなります。
自社ならではの視点を加える
一般的な情報だけでは、ほかのサイトの記事と似た内容になってしまいます。
日々の仕事の中で気づいたことや、お客様に説明するときに気をつけていることなど、実務に携わる会社だからこそ書ける視点を加えてみてください。
実際の事例を紹介する場合は、お客様の了承を得たうえで、個人や企業が特定されないように配慮することが大切です。
【注意】
ほかのサイトの記事を参考にする場合でも、文章をそのまま使ったり、言い回しを少し変えただけで使ったりするのは避けてください。
著作権の問題につながるおそれがあるうえ、独自性の低いページとして検索エンジンに評価されにくくなる場合があります。
ネタ帳で優先順位をつける
集めたネタは、思いついた順に書くよりも、優先順位を決めて取りかかるほうが効率的です。
ネタ帳には、次のような項目を記録しておくと整理しやすくなります。
- 記事のテーマ(お客様の疑問)
- 想定する読者
- 関連しそうな検索語句
- 問い合わせへのつながりやすさ
- 着手予定日
自社のサービスに近く、問い合わせにつながりやすいテーマから順に書いていくと、限られた時間でも手応えを感じやすくなります。
無理なく続けるための工夫
ネタはふだんから1か所に集めておく
記事を書こうとしてからネタを考え始めると、手が止まりやすくなります。
お客様から質問を受けたときや、ふと気づいたことがあったときに、すぐ書き留められる場所を決めておきましょう。
社内で共有できるスプレッドシートやメモアプリを使えば、ほかの社員からもネタを集めやすくなります。
続けられる更新ペースを決める
更新頻度を高く設定しすぎると、業務が忙しい時期に途切れてしまいがちです。
月に1〜2本など、無理のないペースを決めて、長く続けることを優先してください。
ブログの効果は、公開してすぐに表れるとは限りません。
記事が少しずつ積み重なることで、検索から訪れる人が増えていくと考えて、焦らずに取り組むことが大切です。
過去の記事も、情報が古くなっていないかをときどき見直し、必要に応じて書き直しておくと安心です。
まとめ
会社ブログのネタに困ったら、会社の内側ではなく、お客様の疑問に目を向けるところから始めましょう。
よく受ける質問や現場の声、検索窓の予測候補などから疑問を集め、1記事1テーマで丁寧に答えていくことが大切です。
ネタ帳で優先順位をつけて無理のないペースで続ければ、ブログは少しずつ集客に役立つようになります。
WEB集客に関するご相談は、お気軽にホエールデザインまでお問い合わせ下さい。
