ホームページのPHPバージョンアップって必要?放置する危険性や手順|セキュリティリスク

PHPのバージョンアップは必要?

「ホームページの表示がおかしいな…」「PHPの警告が出ているけど、よくわからない…」

もし、そんなお悩みをお持ちなら、それはPHPのバージョンが古いことが原因かもしれません。

「PHPって何?」「バージョンアップって難しそう…」と感じる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
今回は、ホームページを安全に使うために知っておきたいPHPのバージョンアップについて、初心者の方にも分かりやすく解説します。

目次

PHPってそもそも何?

PHPとは、ウェブサイトを動かすために使われるプログラミング言語の一種です。
WordPressをはじめ、多くのウェブサイトで利用されており、サーバー側で動くプログラムです。

PHPがあなたのウェブサイトを動かす「エンジン」だと思ってもらうと、分かりやすいかもしれません。
このエンジンが古いままだと、最新の道路(=インターネット環境)に対応できず、トラブルが起きやすくなります。

PHPのバージョンアップをしないとどうなる?3つの危険性

PHPのバージョンアップをせずに放置すると、主に以下の3つの危険性が高まります。

セキュリティリスクが高まる

これは最も重要な危険性です。古いPHPバージョンには、既知の脆弱性(セキュリティ上の弱点)が残されていることが多く、放置するとサイバー攻撃の標的になりやすくなります。

「うちのサイトは大丈夫だろう」と思われがちですが、ウェブサイトの改ざんや情報漏えいなど、深刻な被害につながる可能性があります。

表示崩れやエラーが発生する

新しいWordPressのバージョンやプラグインは、最新のPHPバージョンで動作するように作られています。
そのため、古いPHPのままだと、ウェブサイトの表示が崩れたり、エラーメッセージが表示されたりするなどの不具合が起こりやすくなります。

サイトの表示速度が遅くなる

新しいPHPバージョンは、古いバージョンに比べて処理速度が大幅に改善されています。
PHPを最新版にすることで、サイト全体の表示速度が向上し、ユーザー体験の改善にもつながります。

PHPバージョンの確認方法とバージョンアップの手順

それでは、具体的にどうやってPHPのバージョンを確認し、バージョンアップすればよいのでしょうか。

PHPバージョンの確認方法

WordPressを利用している場合は、管理画面から簡単に確認できます。
「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」→「サーバー」の順にクリックしていくと、現在のPHPバージョンが表示されます。

バージョンアップの基本的な手順

バージョンアップは、通常、レンタルサーバーの管理画面から行います。
具体的な手順は各レンタルサーバーによって異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。

①バックアップを取る
万が一のトラブルに備え、ウェブサイトのデータを必ずバックアップしておきましょう。

②プラグイン・テーマの互換性を確認
使用しているプラグインやテーマが、新しいPHPバージョンに対応しているか確認します。

③サーバー管理画面からPHPバージョンを変更
サーバーのコントロールパネルにログインし、PHPバージョンの設定を変更します。

④動作確認
バージョンアップ後、サイト全体に表示崩れやエラーがないか、念入りにチェックします。

まとめ

PHPのバージョンアップは、ホームページを安全かつ快適に使い続けるために欠かせない、大切なメンテナンスです。警告を放置せず、定期的に確認・対応することをおすすめします。

「自分一人でやるのは不安…」「手順が複雑で難しそう…」と感じた方は、無理に自分で行う必要はありません。

ホエールデザインではPHPバージョンやWordPressのバージョンアップなどにも対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。

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